京都教育大学大学院教育学研究科学校教育専攻教育臨床心理学コース他 合格 Kさん

私は10年間社会人を経験しました。数年前から臨床心理士になりたいと思い、一度入塾しましたが、仕事と受験勉強の両立はできず、休学しました。しかし、やはりあきらめきれず退職をして、受験勉強に専念することに決断しました。

心理は全くの0からのスタートでしたので、7月下旬までは自分の中で勉強方法をうまく確率できませんでした。しかし、7月下旬の夏期講習から論述問題を解き始め、毎週先生に何本も添削して頂くことにより、次第に自信が持てるようになりました。もっと早くから論述問題の対策をした方がよいのではという焦りもありましたが、ある程度知識をインプットしてからアウトプットに注力するという方法が私には合っていたように思います。基礎心理は最後まで追いつかない不安がありましたが、過去問を見て自分なりに重点を置くところとそうでないところの見極めが、結果的にはうまくいったのではないかと思います。

英語は学生時代、国際関係だったこともあり、心理よりは少し自信がありました。しかし、数年ぶりに長文を読み、単語も文法もすっかり忘れていました。また、先生のご指導は文法の取り方が丁寧で高校のつめこみ方の英語とは全く異なっていました。コムニタスの英語の授業は私の財産になると思います。

必修では小論文や面接対策をして頂きましたが、論理的な思考方法など、もっと大きな枠組みを習得できたと思います。さらに自分自身の捉え方、表現の仕方は目からうろこで、これまで自分になかなか自信が持てなかったのですが、自分への認知を変えることができました。

数年間考え抜いて退職を決めたはずでしたが、受験期間中は先の見えない勉強と仕事を失った喪失感に随分悩みました。先生に何度も弱音を聞いて頂き、都度励まして頂いてなんとか乗り切れました。また、他の塾生の方々も素晴らしい方ばかりで、心の支えでした。

本当にありがとうございました。