よくある質問(大学院入試の筆記試験について)

大学院受験には過去問対策は必要ですか?

各大学院の出題傾向や、時間配分の感覚を知るためにも重要な要素です。
例えば、90分で二科目の回答を課す場合もあれば、英語が全学科共通問題という大学院もあります。
したがって、一通りの対策はしておくにこしたことはありません。
ただし、多くの大学院の過去問には解答が付いていませんので、指導・添削を行ってくれる人を探す必要があります。
また、過去問はあくまで過去問であり、むしろ未来で出題される確率は低いことも知っておかねばなりません。
基本的に大学院入試は専門分野における幅広い知識や、論理力を問うことが本来の目的です。
入学した後のことまで考えれば、出題傾向に関わらず問題を解く能力を身につけるなど、自分の専門分野や出題傾向にこだわらない幅広い知識の獲得が必要です。

 

大学院試験の英語科目の特徴を教えてください

長文問題を訳す読解試験が基本になります。
基本的に文章の内容は、専門に応じた内容になっていますので、専門用語にも対応した語彙力が必要になってきます。
ただし、中には、一般英語のみが課されて専門とは全く関係のない内容の場合もあります。
また、英作文が課される場合もあります。
出題者の意図としては、
・ 英語が使用できる状態になっているかどうかを問う場合
・ 専門英語から辞書を使ってでも正確な情報が抜き出せるかどうかを問う場合
・ 最低限度の英語力を問う場合
と、実は様々な意図が存在しますので、注意しておいてください。