よくある質問(大学院入試について)

大学院入試では、どのようなことが問われるのですか?

大学院入試では、学部の入試に比べて、より専門性に特化した問題が出題されます。
受験者自身の主張をし、その根拠が求められる場合も多くあります。
各専攻ごとの専門科目の他に、それぞれの専門用語を用いた「専門英語」が課される場合があります。
これらの他に、たいていの場合、研究計画書や志望理由書の提出及び、面接試験を求められます。
問われることとしては、専門科目に対する基礎的知識、論述力、研究をするための素養、英語力などになります。

受験する大学院はどのように選べばよいのでしょうか?

まず自分がしたいこと、何を目的とした進学なのかを明確にする必要があります。
特に大学院ではより深い専門性が要求されるため、自分の学びたい分野を指導してくれる教員がいることが重要な要因となります。
また、施設の充実度や大学のカラーによって図書館の本の入手方法も異なりますので、注意しておく必要があります。

働きながら大学院受験をすることはできるでしょうか?

実際に当塾の受講生の方にも、社会人の方はたくさんおられ、毎年大学院に合格されています。
ただ、やはり計画的に受験勉強を行うための環境や習慣を身につけることが必要になってくると思われます。
また、受験校もある程度限られてきますので、進学後の仕事についても考えておく必要はあります。
社会人経験があれば、社会人入試等でその経験を全面的に生かす方法もあります。

志望する専攻と違った専攻の出身でも、その大学院を受験できますか?

受験すること自体には全く問題はありません。
ただし、同じ専攻から来た人に比べても見劣りしないだけの学力と研究計画を示す必要はあるでしょうし、どうしてその専攻を受験しようと思ったのかという明確な動機付けも要求されるでしょう。
また、これまで学んできたことを否定せず、可能な限りポジティブに生かすように情報を形成することが重要です。
その上で、その受験が必然的なものであるという主張が出来るだけの理論武装が必要です。