2008年度入試 合格体験記

【看護】
神戸大学 医学部保健学科看護学専攻 他 合格 Hさん
滋賀医科大学 医学部看護学科 他 合格 Yさん
信州大学 医学部保健学科看護学専攻 合格 Uさん
京都府立医科大学医学部看護学科 他 合格 Dさん
【臨床心理士指定大学院】
京都教育大学大学院 教育学研究科学校教育専攻 他 合格 Kさん
京都教育大学大学院 教育学研究科学校教育専攻 他 合格 Hさん
京都光華女子大学大学院  人間関係学研究科心理学専攻 合格 Mさん
神戸親和女子大学大学院 文学研究科心理臨床学専攻 他 合格 Nさん
天理大学大学院 臨床人間学研究科臨床心理学専攻  合格 Oさん


神戸大学 医学部保健学科看護学専攻 他 合格 Hさん

一年間の受験勉強は辛い時期もありましたが、いろいろな発見や友達もでき楽しみながら勉強に取り組めたと思います。
看護師として働き、学校で勉強することから離れていたので、最初は授業の90分間を椅子に座り続けることが辛かったです。
英語は特に苦手で、授業に出ても先生が何を言っているのかがわからない時期が続き、編入試験を受験しようと決心したことを後悔したこともありました。
しかし、先生が「必ず復習を」という言葉を授業の最後に必ず言っておられ、授業内容が分からないなりにも復習だけは欠かさず行い、少しづつ苦手だった英語を理解できるようになりました。
看護の授業は今まで現場でやってきたことが、学習することで理論とつながり、新しい発見も多く、楽しんで勉強ができました。
また、法の改正など、社会では何が起こっているのかについて目を向ける習慣を身に付けることができました。
英語、看護以外に必修という科目があります。
この授業では、どんなことに対しても興味を持つことが重要であることを学びました。
興味を持つことで、その事柄に対しての情報を収集し、その上で自分はどのように考えるのかという考える力を身につけることができました。
実際に受験する大学を決めるにあたり、自分自身がどの分野を深めたいのか、ここの大学でないといけないという理由を明確にしておくことが重要であると思います。
私が深めたい分野が学習できる神戸大学の受験を決めたのは受験の2ヶ月前でした。
実際、過去問題に取り組みましたが、時間内に解くことや、問題自体が難しく、神戸大学は記念受験という気持ちでした。
しかし、今まで学習したことを振り返り、神戸大学以外にもさまざまな大学の過去問題に取り組み、先生に添削してもらい少しずつ自信が付き、受験に望むことができました。
本番では過去問題とは全く違った傾向の試験に変わっていましたが、さまざまな過去問題に取り組んでいたため、落ち着いて解答することができ、合格することができました。

滋賀医科大学 医学部看護学科 他 合格 Yさん

私は、病院勤務を続けながら、看護学部編入学を目指しました。
半年間で仕事と両立しながら受験勉強を続け、志望校に合格できたのは、コムニタスの先生方やそこで出会った仲間がいたからでした。
看護の対策には、看護全般の膨大な量の暗記事項が必要でした。
スムーズに覚わらず、受験日が迫るなか、かなりのストレスを感じました。
看護学部編入学を経験した先生に教えて頂き、そんな心理状態を理解してもらいいつつ、「人生において重要な転換だから。できる限り応援する。大丈夫。」と声をかけてもらい心強かったです。
また、実際の大学での学びを聞かせてもらったことも、私の学習意欲を後押ししてくれました。
英語では、長文の読み方や看護学部編入に必要な単語やイディオムとその覚え方を教えて頂きました。
合格に必要な内容を要領よく学ぶことができました。
過去問の添削や解説をしていただけたり、細かな疑問にも対応してもらえたのはこの塾ならではでした。
また、私の理解不足な点も見ていて下さって、個別的に指導して頂きました。
自分の理解度を知っている先生に教えてもらえたり、「出来ているから大丈夫」と言ってもらえたことが自信につながりました。
必修では、面接や小論文対策を含めて、論理的思考や医療ニュースとその考え方を教えて頂きました。
初めに聞いたときは、なぜ小論対策や面接対策といったタイトルでないのかと思いましたが、大学生を目指すために学んでおくべきことで、受験にも今後の大学生活にもまさに必修だと思います。
特に面接対策では、言ってはいけない言葉など、具体的に指導があり、教えてもらっていなければ使ってしまっていただろう言葉が多くありました。
合格したいという強い気持ちを伝えるだけでは合格できなかったと思います。
どの先生も私たちの合格を心から応援して下さる方々でした。
塾に通ったことで、同じ編入学を目指す仲間に会い、励まし合いながら受験勉強を続けることが出来、無事みんな合格することが出来て本当に感謝しています。

信州大学 医学部保健学科看護学専攻 合格 Uさん

私は、2回生の頃から進学を考え、2回生の終わりから塾に入りました。
コムニタスを選ぶ上で、看護の実習に合わせて授業を調節できること、平日も夜遅くまで開しており自習できること、少人数の授業なので質問がしやすいことが、ポイントとなりました。
私の場合、英語が苦手だったのですが、授業での学習や先生が気長に付き合ってくれたこと、実習が忙しいときでも毎日1つは単語に目を通すことで、英語の力を上げることができました。
看護学は、範囲も広く大変でしたが、分からないところは先生に質問しながら、国試対策用の問題集と過去問中心で勉強しました。
今回の受験で合格までに至る中で、看護編入を目指す人や職種は違いますが同じように合格を目指す人たちの存在や、夜遅くまで付き合ってくださった先生方の存在が大きかったと思います。

京都府立医科大学医学部看護学科 他 合格 Dさん

私は高校時代から助産師になりたいという夢を漠然と持っていましたが、大学受験に失敗し、看護専門学校で学んで来ました。
専門学校1年生の頃から大学に編入するという目標は持っていたものの、目標に見合う努力は全くできておらず、専門学校で日々の課題に追われたり、バイトをしながら2年間過ごしていました。
3年生になる前の春休み、私は受験まであと半年しかないという不安と焦りを持つようになり、学校で行う模試の復習などをしながら自分なりに受験勉強を始めました。
けれど、大学に関する情報収集や英語の勉強は一人ではしきれないと思い、3年生の4月から毎週土日に京都コムニタスに通うことにしました。
平日は実習の記録で精一杯で、英単語すら見れませんでしたが、土日は絶対に受験勉強をすると決め、実習の記録を早く済ませるようにし、塾に通いました。
塾に行くと、同じ目標に向かって頑張っている友人や、編入試験に合格し大学へ通いながら塾の講師をしてくださっている先生などに出会え、とても良い刺激になりました。
また、必修の授業では、なぜ助産師になりたいか、助産師として将来どのようなことがしたいかなど、今まで漠然と考えていたことを改めて深く考えるようになり、受験へのモチベーションをあげてくれました。
そして、受験する全ての大学のオープンキャンパスに行き、大学の先生や先輩に話を聞くなど自分ができることは積極的に行いました。
その結果、私は京都府立医科大学、滋賀医科大学、滋賀県立大学の受験した3校全ての大学に合格することができました。
どこか一校だけでも受かって欲しいと思っていた私にとって、この結果は本当に驚くばかりですが、友人や家族、塾の講師など、様々な人の応援の下で、最後まであきらめずに精一杯頑張ることができた結果だと思い、私を支えてくれた全ての人に感謝の気持ちでいっぱいです。

京都教育大学大学院 教育学研究科学校教育専攻 他 合格 Kさん

3月に中学校教師を辞めました。
自分で納得して決めたことでしたが、とても淋しくて、喪失感に襲われ落ち込みました。そんな中で、次にどのように生きていこうかと考えて悩み、教師の時から興味のあった臨床心理士になろう、と決心しました。
調べていくうちに、大学院へ行くことが必要だということが分かったのですが・・大学院・・受験・・まったく自信が無く、自力ではとても無理だと思いました。
そこで予備校を探すことにしました。
いくつかの予備校を見学し、体験授業を受け、結局選んだのがコムニタスでした。
決め手は、塾の雰囲気。「ここなら勉強できそう。」と直感しました。
あと塾長の必修の授業。
話を聞いていると、「なんだかできそうだな。私も受験に挑戦してやる。」とムクムクとやる気が湧いていてきました。
とは言っても、心理の知識はほとんど無く、最初の頃は、キーワードをまとめて覚えるだけで精一杯。
論述課題は、調べて書き上げるまで数時間という状態でした。
英語の教師だったのですが、難しい英語を読むのは久々で、こちらも時間がかかり次週の課題をこなすので精一杯でした。
加えて子ども2人の育児と家事をしながらの勉強で、私が勉強に費やせる時間は、平日2人が保育所へいっている夕方までのみでした。
2人ともまだ小さいので、子どもを犠牲にして勉強するのはやめよう、と始めから決めていました。
もちろんもっと勉強したいな。と何度も思いましたが、この限られた時間があったからこそ集中して勉強できたのだろうな。と今振り返ればそう思うことができます。
でも当時は必死で、秋受験には絶対間に合わない。もう来年だ・・来年でもいいや。と苦しんでいました。
2、3ヶ月通ううちに段々と勉強のペースもつかめてきました。
英語の心理用語にも随分なれて、読むスピードも速くなり、即読するようにしました。
研究計画書を作成するための資料を求めあちこちの図書館に出かけたりと、できる限りのことはしました。
それでもやっぱり心理の知識不足を感じていたので、秋受験するが嫌でした。
そんな状態でしたので、3つの学校に合格することができるなんて、いまでも夢を見ているようです。
英語を今まで勉強していたのが有利に働いたのでしょうか。
試験中は、授業で繰り返し言われたことを思い出しながら解答しました。
心理の論述は構成に注意をし、英語では文の構造に注意をしできる限りの力を尽くしました。
来年の4月が待ちきれません。
早く勉強・研究をして、臨床心理士として少しでも人の役に立てる存在になりたいです。
合格にあったって、支えてくださったコムニタスの先生方、スタッフの方、そしていつも励ましてくれた夫に感謝したいです。ありがとうございました。

京都教育大学大学院 教育学研究科学校教育専攻 他 合格 Hさん

学部で心理専攻でない私にとって院入試は甘くはなかったというのが印象です。
心理の基礎がない、ということが最初から最後まで重かったです。
試験直前まで基礎の繰り返し、その重要性や「何が基礎なのか?」に気づかせて頂いたのがコムニタスの先生方でした。
大変でしたが、知らなかったことを知るのは楽しく、講義の中での本からは得られない臨床場面での話は、論述に具体性を出す基となりました。
受験に際して当初一番の心配だったのは英語でした。
勉強から離れて久しい状態でも、その時点での私に必要な授業、勉強方法を指導して頂けました。
授業時間外でも自由に質問でき、最後には英語嫌いが払拭されるほどわかるようになりました。
「わかる」の積み重ねが特に英語のような勉強には必要で、それに先生方は根気よく付き合って頂き、時に楽しく厳しくありました。
英語でも基礎を固められたことが合格に繋がったと思います。
また大学院に行くことの意味、研究するということについて熟考するきっかけも与えて頂きました。
一番の難関である研究計画書の作成にあたっては、研究計画書って何?の状態だった私に、問いの設定から文献検索の方法まで丁寧に指導していただけたのが大きかったです。
行き詰った時は、原点である「自分が何をしたいのか」に引き戻され、問いをより具体的に深めていくことが出来ました。
「研究をする」ということについて必修の授業で学んだことは、院に入ってから私の根底で初心となる場所になると思います。
最後に、同じ目標を持った仲間に出会えたこともコムニタスで得たモノです。

京都光華女子大学大学院  人間関係学研究科心理学専攻 合格 Mさん

大学3年生の秋頃、周囲の友達との話の中で、就職活動についての話が飛び交うようになっていました。
それぞれの進路を決めるべく、個人個人が自分の働きたい職業を必死に模索している状態の中で、私は臨床心理士になりたいと強く考えるようになりました。
しかし、大学院を受験すると決めたものの、勉強の方法が分からない、周囲に院試を受ける友達がいない、などで、不安と孤独を抱えていました。
そして、ゼミの先生に相談したところ”京都コムニタス”を紹介してもらいました。
大学3年生の冬に、京都コムニタスに入塾し、私の院試に向けての勉強がはじまりました。
京都コムニタスでは、院試に向けての効率のよい勉強法、論述の書き方、論理面等を学びました。
また、私自身苦手としていた英語も積極的に先生に質問をして、少しずつ克服していくことができました。
そして、私の中で何より大きかったのが、共に励まし合い、目標に向かって高めあえる仲間ができたことにあります。
もちろん、自分の努力無しでは勉強はできませんが、勉強に取り組むことができる環境というものがコムニタスにありました。
そして、大学4年生の秋受験で、第1希望だった京都光華女子大学大学院に合格することができました。
コムニタスでは、実践的な受験に向けての指導も行っているので、面接や試験も落ちついて受けることができました。
コムニタスで学んだことは、非常に大きく、大学院生活での私の自信と力になったと感じています。

神戸親和女子大学大学院 文学研究科心理臨床学専攻 他 合格 Nさん

「何処の大学院に行くかではなく、大学院に進み、自分が何をしたいのかが重要だ」と入塾相談の時、先生に言われました。
私は、この言葉の意味がよく分かっておらず、入塾後しばらくは行きたい大学院のイメージを漠然としか持っていませんでした。
ここでは、「何がしたいのか」という問いを基に徹底した研究計画指導に力を入れており、大学院入学試験ではなく、大学院入学後の研究に対する意識や姿勢、知識、方法などを考慮に入れていました。
そのため、大学院での研究計画を立てることは想像以上に困難で、なかなか進まず、悩み続けました。
しかしこの指導で、大学院に行くということを多様な視点、広い視点から考えることを教えてもらいました。
この過程で悩み、経験したことは、今後の自分への自信や力になると思います。
心理や英語は、授業はもちろんのこと、不明な点があれば授業外の時間にも丁寧に指導してもらえました。
一緒に志望大学院の対策を立て、親身になってくださる先生がいつも塾に居てくれることは、大きな支えとなりました。
そしてコムニタスには、先輩やたくさんの仲間が居ました。
自分が不安になったり、悩んで進みにくくなっている時に相談でき、支えてもらえる存在、互いに励まし合える存在は、本当に大きかったです。

天理大学大学院 臨床人間学研究科臨床心理学専攻  合格 Oさん

私は心理学科ではない短大(秘書科)の出身です。
社会人として数年働き、その後、心理学に興味を持ち、放送大学に3年次編入して2年間一人で学びました。
そのような私が、大学院を受験するにあたって一番苦労したのは、英語・心理・研究計画・面接すべてにおけるアウトプットでした。
知識の詰め込みはインプットです。インプットで得た知識をどのように使うのかにあたるアウトプットは、適切な指導にもとづいた訓練が必要だと感じます。
コムニタスは講師と生徒の距離が近く、また授業以外での個別指導もあり、こちらからの求めに対しては常に応じてもらえる態勢が出来ていました。
自分のやり方に疑問が生じた時、どうも上手くいかないと感じた時、ただ漠然と不安に襲われた時など、私自身の現状を踏まえたアドバイスが頂けたことで、最終的には「もうアウトプットは恐くない、インプットに専念しよう」とまで思えるようになりました。
知識として全く知らないこと以外なら対応できる、という自信は、試験当日の不安をずいぶん軽減してくれたと思っています。
受験勉強は、私には本当に過酷な日々でした。受講相談の時、塾長に「大学院受験はやめようと思えばやめられる。だからこそ、最後まで諦めないでやるという強い覚悟が必要です。」と言われたことを、後に痛感することになりました。
迷い、悩み、勉強が嫌だと思うことさえありましたが、そんな時こそ「思考を徹底的に具体的にするように」という必修で学んだことを思い出し、情報を集め直して考え直しました。
今となっては、こうした葛藤を乗り越えたからこそ、とても無理だと思っていた第一志望校に合格できたのではないかと思っています。
最後になりましたが、学問がいかなるものかを全く知らなかった私に対して、常に親身になって相談に乗ってくれたコムニタスの講師及びスタッフの方々に深く感謝します。
また、最後まで励ましてくれた仲間達との出会いにも感謝します。
私にとっては、コムニタスで得たものが大学院に進学してからの基盤です。