滋賀医科大学 医学部看護学科3年次編入 合格Mさん

 私は、看護大学編入を去年より志しました。昨年は、独学で勉強し残念な結果になり今年こそはなんとか合格したいという強い思いから、予備校で勉強することを決めました。3年前に海外から帰国した際に、コムニタスの存在は知っていましたが、一歩足が出ませんでした。縁とは不思議なもので、今年看護大学編入を目指す友人がこちらの予備校に通うとの事で、これも何かの縁だと私も迷わず入塾を決めました。

 最初の面談の時に塾長に、じっくりと話を聞いてもらったことをしっかりと覚えています。今、自分が抱えている不安や大学に行きたい理由、看護に対する思いなど全てを聞いていただけました。思えば、この頃より塾長に話を聞いていただく事に対する安心感があったのだと思います。自分自身が漠然と抱いている不安を塾長は丁寧に明確に答えてくださいました。

 私が入塾したのは受験の数ヶ月前と本当に短い時間でした。まず、不安に思ったのが看護専門科目でした。私は現役看護師ですが、看護専門学校時代の看護知識と比べると現場での知識は増えたものの、受験に対応出来る全範囲の知識は無く、現役看護学生と一緒に授業を受ける中で非常に不安に思ったのを覚えています。しかし、看護の先生の的を射た指導に必死についていき、分からないことは現役生に質問し、絶対合格したいという思いで勉強してきました。受験前7月後半になると、自分の知識があまりに浅く思うのと同時に周りの学生との知識量の差に精神的に倒れそうになったこともあります。そんな時、一番支えになったのは、塾長をはじめとするコムニタスの先生方のカウンセリング、同じ目標に向かって頑張る塾生達の励ましでした。一人で闘っていたらこの不安に負けて結果は出せていなかったと思います。

 必修科目では人間性や受験に対応できるだけの知識、自分自身を見つめ直せる授業であったと思います。今まで知らなかった知識を吸収でき、この授業のおかげで面接での対応力が育まれたと思っています。

 英語に関しては、得意科目ではありましたが受験英語となると非常に苦手にしており、文法や受験対策を集中的に教わりました。受験英語に対する力を身につけてこそ、受験を突破できる、そう確信した授業内容でした。

 最後に、これから編入を受ける皆様へお伝えしたい事は、決して諦めないという事です。モチベーションを保つ事は一番難しい事だと私は思っています。しかし、自分がどうしてもやりたい事、自分が決めた道を信じて少し休憩しながらでも、まっすぐに突き進んでいってほしいと思います。

 自分の途切れない気持ちが分かるのは自分自身だけです。合格する事が正解だとは解りませんし、正解は一つだとは限りません。全ては自分のものさしが決め、選ぶのです。しかし、その事に対する胸の情熱は誰にも負けない!そう思って望んでいたら、きっと後悔しないと思います。全ては自分のものさしで歩いていくしかないし、限界を決めてはいけません。「あと一歩、もっともっとゆけるだけ」という気持ちで進んでいたらそれはきっと自分の人生にとって最高の糧になると思います。いつか最高の景色を見るために!