京都教育大学大学院 教育学研究科学校教育専攻 他

2010年度合格 Fさん

 私は大学4年生の時に臨床心理士指定大学院の受験の秋期と春期を両方を受験しましたが、力及ばず不合格という結果になりました。
就職も考えましたが、もう一度頑張ってみようと思い浪人を決心しました。
決心したものの、一人での受験は不安で、勉強の仕方や、受験に関する情報が全く無かったため塾に入ることを考えました。
以前京都コムニタスに入塾して見事大学院合格を果たした友人の話を聞き、入塾することを決めました。
私は少し英語が好きなだけで、その他の心理学全般、研究計画の作成の仕方、面接の対策など無知に近い状態にあったため、全て基礎の基礎から始めました。
講師の方々は生徒一人ひとりのペースやレベルに合わせてご指導していただけるので、基礎からしっかりと力をつけることができました。
 また、予約をすると個別に面談をしていただける時間がいただけるため、心理学の論述問題の添削、英文の読み合わせ、研究計画の作成指導、面接対策などを何度も指導していただきました。
授業の内容ももちろんのこと、その授業後の質問できる時間や面談の時間は、私にとって非常に重要なものであり、この時間が私を合格に導いてくれたと思います。

 英語の読みあわせでは、英文法をそのまま当てはめた固い表現の和文をいかに日本語らしく和訳していくかということを中心に行い、何度も繰り返しご指導していただいた結果、少しずつ日本語らしい表現に近づいていく喜びと達成感を感じました。
またその力が合格へとつながりました。
心理の分野の論述問題は、6月から約3ヶ月間、毎週課題をこなし、面談で添削していく中で、解答や根拠の作成の仕方を学びました。
その努力のおかげで、自信本番での論述問題に臆することなく取り組むことができました。
集団討論が苦手だった私にとって必修での集団討論の訓練は、とても力になり、今後の人生にも大きく役立つと感じました。
研究計画は、面談を何度も繰り返して悩み苦しむことで、少しづつ自分が本当にしたいことに近づくことができました。
 今思うと、面談の際に塾長が言われた「何がしたい?」という問いは、終始一貫して研究計画を作成する上で最も大切なことを伝え続けてくれていたのだと思います。
同級生は、各々のモチベーションを持ち続け、互いに刺激しあいながら、共に学んでいける同士であり、共に成長していける方が多くいらっしゃいました。

このように、京都コムニタスは、先生方、塾の環境、周囲の雰囲気全てが、合格をサポートしてくれる場であり、人間的に成長できる場であると思います。

先生方、同級生の皆さん、本当にありがとうございました。