梅花女子大学大学院説明会

P1000026.JPG6月12日に梅花女子大学心理子ども学部心理学科准教授、梅花女子大学大学院附属・心理教育相談センター豊中本室長 鶴田英也 先生に当塾にお越しいただき、梅花女子大学大学院説明会を開催いたしました。

 鶴田先生には、①大学院の特徴、②授業内容、③実習内容、④就職状況・資格試験合格率、についてお話していただきました。

 ①内部実習が行われる心理教育相談センターの活動実績を中心にお話いただきました。昨年度におきましても、年間新規相談受理件数は200件以上、また年間述べ面接回数は3,800回を越えており、大学院生も1人平均6名程度のクライエントの方々と面接をしております。また、近年は発達障害関連のケースに対応する中で、発達検査の依頼も増えてきており、発達検査を大学院生に担当してもらっています。ケース数が多い分、大学院での実習経験が多く積める環境にあることが特徴として挙げられます。

 ②授業において力を入れている点、教員の専門領域を中心にお話いただきました。授業では、カウンセリングの基本はもちろんのこと、特に、発達(障がい)支援、認知行動療法が学べる環境を整えています。発達(障がい)支援においては、療育プログラムのTEACCHを修士1回生から学べます。認知行動療法に関しては、まだ体系的に学ぶ機会を提供している大学院が少ない中、内部実習も含め授業においても学習できる機会を提供しております。また、臨床心理学を専門としている教授以外に、臨床心理学以外の精神医学、認知心理学、発達心理学、社会心理学、心理統計学などを専門している教授陣が授業を担当しております。実践場面では臨床心理学以外の知識も必要であり、臨床心理士資格試験においても臨床心理学以外の心理学分野の出題があるため、資格試験への対応も視野に入れてサポート体制を構成しております。

 ③内部実習以外にも外部実習についてもお話いただきました。実習としては、上記に説明した内部実習以外にも教育・福祉・医療の3療育での外部実習ができます。教育療育においては、幼稚園・中学校・高校での実習が大学院入学後すぐの時期から始まります。福祉領域は、児童養護施設や療育施設において修士1回生から実習が始まります。医療領域に関しては、京都の精神科の病院に修士2回生から実習に行きます。

 ④大学院修了後は、研究生として大学に残られる方が多いです。修了後、臨床心理士に合格して後、常勤や非常勤の仕事に就く方もいますが、資格取得後も研究生として残り、心理教育相談センターで特別相談員や嘱託職員になる方もいます。また、他大学の博士課程に進学する方もいます。

 

 また、お話の中で、真面目な学生、クライエントさんとともに成長していくことができる学生を求めているともおっしゃっておられました。以上、鶴田先生の説明会の内容です。

臨床心理士の基本姿勢においても「謙虚な姿勢」が求められています。大学院入学がゴールではなく、スタートであり、専門家として学び続ける姿勢を求めておられると思います。

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Posted by 京都コムニタス