追手門大学大学院 心理学研究科心理学専攻 臨床心理学コース 合格Tさん

わたしは去年の9月末に初めてコムニタスの門を叩きました。社会人、他学部出身ということもありのんびりと学費を貯めながら1年後の受験を検討していましたが、臨床心理士しか現段階で取れない私は、大学から入り直すか、なるべく早く大学院を受験することを勧められました。将来のことやお金のことを考え悩みつつも、塾長の信頼感のある話ぶりを信じ、受験を半年以上早める事にしました。

私が感じるコムニタスの1番の魅力は、良くも悪くも自分次第だというところです。塾長は私たち塾生に対して「十分間に合います」「大丈夫です」と声をかけてくださいます。でもその言葉は、あくまでも私たち塾生がベストを尽くしたらという意味だと私は受け取っています。逆に言えば、ベストを尽くして日々励んでいれば先生方・スタッフの皆さんもそれに応えてくれる環境であるということです。

塾での過ごし方は本当に人それぞれですが、私は入塾してまず自分が今何ができていて、何ができてないかをお伝えし、自分なりの勉強プランを考えるために先生方に相談にのっていただきました。

勉強のため11月で仕事を辞め、ラスト3ヶ月は毎日決めたタスクを最大限こなし、出れる授業は全て受講し、心理の先生にお願いして週一回、個別で論述添削をしていただいていました。研究計画書・面接対策は塾長と毎週の面談を通して固めていきました。自分が何をしたいのか、方向性がわからなくなる時もたくさんありましたが塾長とのお話を自分なりに整理して、自分の最大限出来ることをして次の週に臨むことを繰り返しました。英語は得意だったため、英語の先生の添削と授業の中で数をこなすように心がけました。

コムニタスでは教科書の知識だけではなく、第一線で活躍する心理士の先生方から生の情報を聞くことができます。あくまでも院試は通過地点です。自分が心理士として活躍することを院試勉強の段階からいかに明確にイメージできるかが将来的にはとても大切です。わたしは当初教科書の知識を全力で覚えるという勉強をしていたのですが、そうではなく、「もし自分が心理士ならこういう人にどう接する?」という目線で常に考える大切さをこの塾で教えていただきました。おかげ様でまだまだこれからではありますが、心理士としての自分をイメージすることが少しずつできるようになってきたと思ってます。

社会人で初めて心理学に触れた私がこのように合格を勝ち取ることができたのは、必死に走る私に先生方が全力で伴走して下さったからだと思います。4ヶ月という短い期間でしたが本当にありがとうござ いました。

心理学業界に影響を与えられるような立派な心理士になるのが今の目標なので、気を抜かずにここからより一層頑張ります。