・かつて大学院を目指したが失敗した。
・英語が大事なのは分かるがブランクが長いのであきらめた。
・「研究」したいことはしたいが、何をすればよいのかがわからない。
・専門科目の勉強で何から手をつけたらよいのかわからない。
・そもそも大学院に行く意味がよくわからない。
以上のような話は、私たちがコムニタスに来られる方々からよく耳にする言葉です。
私自身学問の場に身を置き、現在も尚学ぶ者の一人ですが、やはりかつてスタートがあり、その時に上記のように感じました。
それでもまがりなりにも博士号を取得でき、今までやってこられたのは、よい指導に恵まれたからだと思います。
「何となく・・・」という感覚で大学院、大学、はたまた予備校等、自分の人生の一大事につながる機関を選んではいないでしょうか?
自分にとって「良い」ものを探すには必ず確固たる根拠を持った上で選ぶことが重要です。
何となく「すばらしいとみんなが言う予備校」に入って、何となく授業に出て・・・ではもちろん何も身につきません。
身体の中に何も残っていない状態では受験間際になって必ず不安に襲われます。
このような不健康な精神で受験に挑んでもなかなか良い結果は得られません。
ではどのようにすればこのような不安から脱し、受験に挑むことができるのでしょうか?
ありきたりな言い回しですが、基礎を身につけることです。
スポーツで考えてみましょう。
野球の投手は概ね皆同じようなフォームで投げていると思います。
そこには「基礎」が明らかに存在します。
学問も実は同じです。
適切な指導の元に、正確な訓練を積み重ね、確固たるフォームを獲得することがどうしても必要です。
それには明確かつ誰が聞いても理解できる目標を設定することが重要です。
▼コムニタスの塾として塾生に与えうる利益とは次のようなものになります。
【大人としての思考を身につけられます】
つまり、バランス感覚を持った思考です。
バランス感覚とは、○vs×、白vs黒、正vs誤、正義vs悪などのような極端な発想から距離を置くことです。
その上で△や□があっても良い。
正しくもあり、誤っているものがあっても良い。
見方によっては正義でも悪でもあり得る。
などという発想につながるのです。
このような発想を自由と言います。
ただし、これにはある一定の訓練が必要で、それなりの時間を要します。
【新しく知識を獲得することに加えて、特に重要視するのは、今ある(眠っている)知識を呼び起こすことです】
例えば「仮定法」という言葉自体はたいていの人が知ってはいますが、使えるかと言われると怪しい方も多かろうと思います。
このような知識が身体の中には入ってはいても機動させることの方がはるかに重要です。
コムニタスでは論理的に思考することで、今保有している知識を線で結び、使用可能にすることを心掛けています。
知識を少しずつ使えるようにしていくことで、記憶・暗記の手助けになります。
【論理的思考を身につけられます】
これは大学院生になっていく方々にとっては非常に重要なもので「適切」な考えで導くものです。
論理は人間が作ったものですので、それに伴う「論理」も同時に知ることができます。
以上の「獲得」をすることで、学問をすることにリアリティを持たせることができます。
それによっていわゆる「空気」を読むことができます。
空気読めるということは、その「場」を読めるということですし、そこにいる「人」のキャラクターを掴めているということです。
これは一つのスキルになるのです。
京都コムニタスはこのスキルの獲得を常に重要視しています。