大学や大学院の選び方と学費

臨床心理士になるための大学や大学院の選び方として、まずは「心理学系」の学部や大学院を選択するとよいでしょう。また心理系には、発達心理、教育心理など様々な種類がありますが、大切なのは、個人の気持ちを扱う臨床心理の分野が深められるかどうかをチェックポイントとしておいておくとよいでしょう。

最近では臨床心理士養成のカリキュラムではなく、公認心理師養成のカリキュラムに切りかえている学校、あるいはどちらも目指せる学校と、それぞれの大学や大学院にとって異なります。事前に大学や大学院の特徴をオープンキャンパスなどで知っておくとよいですね。

 

学費の内訳として、入学金(入学時のみ)と授業料、その他設備費などが挙げられます。大学の学費は4年間で卒業することを想定すると国立大学の場合は、250万円前後といわれています。私立大学の場合は、400万~600万円前後といわれています。

大学院の学費は、2年間で修了することを想定すると、国立大学院の場合は、130万~150万円前後、私立大学院の場合は、国立大学院の約2倍の300万円前後といわれています。私立大学は、大学、大学院ともに学校によって異なります。学費も合わせて検討していくと良いでしょう。