心理士として働いてみて(20代後半女性心理士Aさん)

私は、ある中学校に勤務しています。

その学校は、一般的な中学とは違い、不登校の生徒が登校しやすい学校となっているので、午後からの登校になっています。そのため、午後の出勤後は職員全員でミーティングを行っています。

その後は全員で1日の動きを確認します。生徒が学校にきてからは、生徒の様子に合わせて一緒にお喋りなどをして、例えば、今の気持ちの状態はどのような様子なのかを会話の中で、見立てることが多いです。

授業の間は行動観察をしながら関わります。その後職員ミーティングが終わったら退勤となります。職員間のコミュニケーションもよく取りながら業務を行っているため、困ったことがあればすぐに相談できる職場となっています。

 

臨床心理士になってみて、やはり人の気持ちに携わる仕事は大変なことだなと感じています。

ですが、「〇〇さんは今こういった気持ちを抱いているのだろうか…だったらこういった支援はどうだろう」と悩んだり、「こういった場合には自分はどう関わればよかったのか」ということはSVや研修などを受け自分の学びとしています。

こういった毎日色んな学びを得られることが、この仕事の面白さであり、自分の成長に繋がっていくのではないかと思っています。