兵庫教育大学大学院学校教育研究科 人間発達教育専攻臨床心理学コース 合格Sさん

まず私は、3回生の2月半ば~4回生の9月の半年間通いました。

2021年、コロナ禍ですのでリモートで講義を受けることが9割、1割はわからなかったことを聞きに行く程度でした。
週三回の大学と両立しながらも、合格を勝ち取ることが何とか出来ました。

私は、勉強をほとんどしたことがなく英語は中学1年生レベルでした。
英語は単語力と考えていたのですが、如何やら違いました。

英語に対する意識が、ここにきて変わりました。

「英語は前から読む」
「英語は前から読むように作られている」
「目的語を理解する」
「補語がわかる」
「文脈を切らずに読む」
「ほかにやり方があるなら教えてほしい」

井上塾長のお言葉ですが、何回言われたか数え切れません。

井上塾長は大事なことを何回も繰り返し言うことで塾生の私たちに意識付けてくれます。
英語の読み合わせを毎週1時間やってくださいました。
半年間で合計20時間以上も、話していたことになります。
聞きたいことを、ひたすらぶつけていました(面接対策、研究計画書、英語等。)
読み合わせのたびに、「入塾してよかった」と毎回思います。

心理の勉強は、狙っている大学の傾向をみて、どこを重点的に勉強するかどこを切り捨てるか見極めて勉強を進めるといいです。

ですが、まずは臨床心理学全般把握しておきましょう。

プレイセラピーの制限、アクスラインの8原則、ロジャーズのセラピストの態度の3条件、
言い出すとキリがないですが、このあたりはどこの大学でも出題されやすいです。

兵庫教育大学は、基礎心理(発達多め)、心理療法全般は特に勉強しておくべきかと思います。

研究計画書は、なにをやりたいか決まっていない人は常に探してみましょう。
そして論文をたくさん読んでみましょう。
何が書いているか理解できないことが多いですが自然と読めるようになっていきます。
なにがやりたいか、わからず進めると得られる結果についての予想が立ちません。
先行研究をよく読んで、倫理的配慮が必要になってくるもの(希死念慮等)は、把握して口頭で説明できるように準備出来ておくといいかもです。

大学院を目指したきっかけはカウンセラーになりたかったからです。そして自殺予防に携わりたかったからです。
兵庫教育大学は、自殺予防やスクールカウンセラーになるために豊富な知識を有している先生がいらっしゃいましたので受験することにしました。
今まで散々迷惑をかけてきた両親や親せきは合格したことを知り飛び跳ねて喜んでいました。
とりあえず親孝行できてよかったと思います。
合格を勝ち取れたのはコムニタスのおかげです。本当にありがとうございました。

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